インド検定 Indo Exam

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インドの世界遺産

インド世界遺産マップ

1. アジャンター石窟群 2. エローラ石窟群 3. アーグラ城塞 4. タージ・マハル 5. コナーラクの太陽神寺院 6. マハーバリプラムの建造物群 7. カジランガ国立公園 8. マナス野生生物保護区 9. ケオラデオ国立公園 10. ゴアの教会群と修道院群 11. カジュラーホの建造物群 12. ハンピの建造物群 13. ファテープル・シークリー 14. パッタダカルの建造物群 15. エレファンタ石窟群 16. 大チョーラ朝寺院郡 17. スルダンバンス国立公園 18. ナンダ・デヴィ国立公園及び花の谷国立公園 19. サーンチーの仏教建造物群 20. デリーのフマユーン像 21. デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群 22. インドの山岳鉄道群 23. ブッタガヤの大菩提寺 24. ビンベットカのロック・シェルター群 25. チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(旧名ヴィクトリア・ターミナス) 26. チャンパネール・パーヴァガドゥ遺跡公園 27. レッド・フォート

世界遺産の種類

世界遺産には次の3種類があり、有形の不動産が対象となっています。

文化遺産
顕著な普遍的価値を有する記念物、建造物群、遺跡、文化的景観など
自然遺産
顕著な普遍的価値を有する地形や地質、生態系、景観、絶滅の恐れのある動植物の生息・生息地などを含む地域
複合遺産
文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えている遺産

種類別世界遺産リスト登録件数は2007年7月現在、文化遺産660、自然遺産166、複合遺産25(合計851)

危機遺産について

武力紛争、自然災害、大規模工事、都市開発、観光開発、商業的密猟などにより、その普遍的価値を損なうような重大な危機にさらされている遺産は、「危機にさらされている世界遺産リスト(危機遺産リスト)」に登録されます。2007年7月現在、危機遺産リストに登録されている世界遺産は30件。例えば、インドでは「マナス野生動物保護区」が危機遺産リストに登録されています。

1. アジャンター石窟群 Ajanta Caves

アジャンター石窟群の写真

インド最古の仏教美術が残る
大石窟群

遺産種別:文化遺産
登録年:1983年
所在地:インド中西部マハラシュトラ州、アウランガーバードの北東80km

古代インドの仏教石窟で、紀元前2世紀頃から開窟が行なわれ7世紀頃まで続けられたインド最古の仏教遺産です。ワゴーラ川に面する崖に、全長約600mにわたって仏教絵画が残されています。又、ここには未完成を含め30の石窟があり、内部の仏像や構造は仏教寺院としては第一級で、美術的にもとても価値のある寺院となっています。特に6世紀の第1窟の壁画、菩薩像は見所といえます。

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2. エローラ石窟群 Ellora Caves

3つの宗教寺院のある
巨大石窟群

遺産種別:文化遺産
登録年:1983年
所在地:インド中西部マハラシュトラ州、アウランガーバードの北約20km

古代インド3大宗教が7世紀から掘り続けた最大規模の石窟寺院です。南北2kmにわたって仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の石窟34窟が西に向いて並んでいます。11世紀(推定)まで長い歳月をかけて造られました。特にひとつの岩からなる第16窟のヒンドゥー教カイラーサナータ寺院はひとつの岩から造られた彫刻物としては、世界最大で、回廊、祠堂、彫刻などヒンドゥー教美術の宝庫である石彫の美術価値は特に見所と言えます。エローラ石窟は、インドの歴史の中でも仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教を比較できる意味でも石窟としても貴重な遺産です。

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3. アーグラ城塞 Agra Fort

アーグラ城塞の写真

ペルシャ建築と
ヒンズー建築が混在する
防衛性のすぐれた城塞

遺産種別:文化遺産
登録年:1983年
所在地:インド北部ウッタル・プラデシュ州アーグラ、首都デリーの南東約180km

ムガール帝国アクバル皇帝が1565年から建設を始めたムガール帝国の象徴的な城塞で、全長2.5kmの城壁の中には、2つの門と3つの宮殿、2つのモスク、庭園が残り、18世紀の初頭まで建設が続けられました。建築物としての価値、大理石で建造された謁見の門の美術的価値が見所と言えます。

また、アーグラ城は、第5皇帝シャー・ジャハーンが息子に幽閉され、この世を去った場所としても知られています。

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4. タージ・マハル Taj Mahal

タージ・マハルの写真

ムガール帝国王妃の
白亜の霊廟

遺産種別:文化遺産
登録年:1983年
所在地:インド北部ウッタル・プラデシュ州アーグラ、首都デリーの南東約180km

ムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが最愛の王妃ムムターズ・マハールのために22年の歳月を掛けて1654年に完成させた白大理石の世界で最も美しい霊廟で、南北約560m、東西約300mの敷地にペルシャ式庭園、その中心には大きな泉水があり、その回りの水路に美しい白亜の霊廟が映し出されています。この建物自体は左右対称で中心部は高さ58m、大理石の中に宝石、貴石が散りばめられ、花ひとつにも64片もの貴石が使われています。象嵌や装飾物なども含めて建築全体がヤムナー河畔の真珠と言われています。

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5. コナーラクの太陽神寺院 Sun Temple, Konarak

コナーラクの太陽神寺院の写真

太陽神スーリヤを祀る
ヒンドゥー寺院

遺産種別:文化遺産
登録年:1984年
所在地:インド東部オリッサ州、コルカタの南西約360km

13世紀に後期ガンガー朝ナラシンハ・デーヴァ1世がイスラム教徒との戦勝を記念して建てたと言われています。ここに祀られる太陽神スーリヤは7頭立ての馬車で天を駆けると言われ、幅165m、奥行き265mの敷地には、現在高さ39mの基壇と屋根を失った舞楽殿の遺跡のみですが、遺された像や彫刻から当時60mあったと言われる本殿の偉容も感じ取れます。

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6. マハーバリプラムの建造物群 Group of Monuments at Mahabalipuram

マハーバリプラムの建造物群の写真

港町に残る
ヒンドゥー教寺院や彫刻群

遺産種別:文化遺産
登録年:1984年
所在地:インド南東部タミル・ナードゥ州、州都チェンナイの南約40km

6世紀から9世紀に栄えたパッラヴァ朝の交易の拠点だった港町マハーバリプラムに建てられた様々な寺院群を指します。岩石寺院・石窟寺院・石積み寺院や岩に神話世界を浮き彫りした石彫があります。このパッラヴァ朝は東南アジア諸国と密接な交流があったため、このマハーバリプラムの港から、ヒンドゥー教寺院の建築様式や造形技術が伝播したと言われています。美術的には神話世界を描いた浮き彫りは見所といえます。

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7. カジランガ国立公園 Kaziranga National Park

カジランガ国立公園の写真

インドサイの生息地

遺産種別:自然遺産
登録年:1985年
所在地:インド東部アッサム州、コルカタの北東約680km

インド第2の大河プラマプトラ川のほとりの南側に広がる国立公園。地球で2000頭といわれるインドサイ最後の繁殖地として有名です。インドサイを保護するため、1974年に国立公園に指定され、常に密猟防止のパトロールが行われています。その他にも、トラ、インドゾウ、水牛、ペリカンなどが密猟から守られながら数多く生息しています。

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8. マナス野生生物保護区 Manas Wildlife Sanctuary

マナス野生生物保護区の写真

ヒマラヤ山脈の麓の
野生生物の宝庫

遺産種別:自然遺産
登録年:1985年/危機遺産
所在地:インド東部アッサム州、コルカタの北東約540km

ヒマラヤ山脈の麓に広がるブータンと国境を接する丘陵地帯で湿潤な草原と落葉樹林、熱帯雨林などの多様な植生から成り立っています。ここは、珍しい野生動物、55種以上の哺乳類、450種をこえる鳥類が棲む熱帯雨林の生物保護区です。絶滅種と思われた世界最小のイノシシであるコビトイノシシなどの希少動物も含まれていて、ゲリラの戦闘などで一時危機にさらされた事で、「危機にさらされている世界遺産リスト」に加えられ、野生動物保護がさらに強化されています。

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9. ケオラデオ国立公園 Keoladeo National Park

ケオラデオ国立公園の写真

デリー南の野鳥の楽園

遺産種別:自然遺産
登録年:1985年
所在地:インド北部ラージャスターン州、首都デリーの南約160km

デリーの南約160kmに位置する湿地帯、東西約3km、南北約10km、総面積約29k㎡その大部分は沼沢地で構成されています。インドで最大のバードウォッチングエリアとして有名です。渡り鳥を含め多くの鳥が多数生息していて冬期には20万羽もの渡り鳥が飛来するといわれています。1956年には鳥類保護区に、1981年に国立公園に指定されました。現在、環境保全のために公園内への車の進入は禁止されています。

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10. ゴアの教会群と修道院群 Churches and Convents of Goa

ゴアの教会群と修道院群の写真

ポルトガルの拠点跡の
カトリック聖堂と修道院

遺産種別:文化遺産
登録年:1986年
所在地:インド南西部ゴア州、ムンバイの南約400km

16世紀ポルトガル領時代に栄えた都市に残るヨーロッパ調のキリスト教建築物群です。キリスト教布教のために建てられた10余りの聖堂や修道院が残ります。中でもフランシスコ・ザビエルの遺体が安置されたボム・ジェズ聖堂は、ルネサンスとバロックの混合様式の聖堂で1605年に完成しました。またルネサンス様式のセ・カセドラル聖堂や聖フランシスコ修道院なども点在しています。

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11. カジュラーホの建造物群 Khajuraho Group of Monuments

カジュラーホの建造物群の写真

カーマスートラの彫刻群

遺産種別:文化遺産
登録年:1986年
所在地:インド中部マディヤ・プラデシュ州、首都デリーの南東約500km

9〜13世紀に栄えたチカンデーラ朝の首都の建造物を指します。最盛期には80を越える寺院が建てられたといわれていますが、現在は東、西、南に25の寺院が残ります。寺院の外壁に彫られたインドの聖典「カーマスートラ」の世界を表現した彫刻、その中でもミトゥナ像は、ヒンドゥー教の性愛観を官能的に表しています。

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12. ハンピの建造物群 Group of Monuments at Hampi

ハンピの建造物群の写真

ヒンドゥー教王国の
繁栄の象徴の建造物群

遺産種別:文化遺産
登録年:1986年
所在地:インド南部カルナータカ州、州都ベンガルールの北西約290km

14世紀〜17世紀に栄えた南インドのビジャヤナガル王国の首都の建造物群を指します。1565年に北方イスラム連合軍によって破壊されましたが、南の宮殿地区には王妃の浴場や蓮の宮殿が残り、北の寺院地区にはビジャヤナガルの最高傑作とされるヴィシュヌ神を祀るヴィッタラ寺院が残ります。

1981年に20の寺院群と王宮跡が修復され、再生されました。

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13. ファテープル・シークリー Fatehpur Sikri

ファテープル・シークリーの写真

勝利の都と名づけられた
アクバル帝の城跡

遺産種別:文化遺産
登録年:1986年
所在地:インド北部ウッタル・プラデシュ州、首都デリーの南東約190km

16世紀中頃、世継ぎに恵まれなかったムガール帝国第3代皇帝アクバルが聖者の予言後、3人の男子を授かった記念とグジャラート地方制圧を祝って、アーグラから都を移した城跡です。この都は、ヒンドゥー教とイスラム教の建築様式の融合が見られる建築様式ですが、水不足から、わずか十数年で都は放棄されています。

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14. パッタダカルの建造物群 Group of Monuments at Pattadakal

パッタダカルの建造物群の写真

南北インド文化の混在地

遺産種別:文化遺産
登録年:1987年
所在地:インド南部カルナータカ州、州都ベンガルール(バンガロール)の北西約380km

チャールキヤ朝第2の都で7〜8世紀に最も栄えました。その時代に建てられた8つの寺院のうち3つが南インド様式、5つの寺院は北インド様式と南北文化の混在した場所で、南北文化の特徴的な建築様式を比較できます。その中でも南インド様式の寺院建築は、エローラのカイラーサナータ寺院のモデルになったと言われています。

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15. エレファンタ石窟群 Elephanta Caves

エレファンタ石窟群の写真

小島に造られた
ヒンドゥー教石窟群

遺産種別:文化遺産
登録年:1987年
所在地:インド中西部マハラシュトラ州エレファンタ島、ムンバイ湾内

ムンバイ湾内のエレファンタ島に残された古代ヒンドゥー教の寺院遺跡です。石窟は全部で7窟、破壊された石窟もありますが、様々な表情のシヴァ神や神話に基づく浮き彫りが見られ、古代ヒンドゥー教石窟彫刻の傑作の一つと言えます。特に第一窟は、シヴァ神に捧げられたもので、6世紀中頃の造営とされ、幅、奥行きとも約40mもあり、最大級の石窟です。

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16. 大チョーラ朝寺院群 Great Living Chola Temples(2004年登録名称変更)

大チョーラ朝寺院群の写真

南インド様式寺院の傑作

遺産種別:文化遺産
登録年:1987、2004年
所在地:インド南部タミル・ナードゥ州、州都チェンナイ(マドラス)の南西約280km

チョーラ朝ラージャラージャ1世が建立したシヴァ神を祀るプリハディーシュヴァラ寺院を中心とした寺院群で11世紀初頭から造営され、。南インド様式寺院の傑作といわれています。その巨大な寺院は高さ約60mの本殿を有し、当時の王朝の富と権力の強大さがうかがい知れます。

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17. スンダルバンス国立公園 Sundarbans National Park

スンダルバンス国立公園の写真

世界最大のデルタ地帯

遺産種別:自然遺産
登録年:1987年
所在地:インド東部、西ベンガル州、州都コルカタの南東約60km

ベンガル湾の北奥のデルタ地帯は、ヒマラヤ山脈の雪解け水が流れ込むガンジス川とブラフマプトラ川の土砂で形成されています。その肥沃な土砂は世界最大のデルタ地帯を自然豊かで多くの動植物の生息を助けています。その沿岸一帯に広がるのがスンダルバンス国立公園です。特に岸辺に広がるマングローブの林や多数の動物による珍しい生態系も見られます。特にベンガルトラの保護区として有名です。

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18. ナンダ・デヴィ国立公園及び花の谷国立公園 Nanda Devi and Valley of Flowers National Parks(2005年登録名称変更)

ナンダ・デヴィ国立公園及び花の谷国立公園の写真

ヒマラヤ山脈の
山裾の秘境

遺産種別:自然遺産
登録年:1988、2005年
所在地:インド北部ウッタランチャル州、首都デリーの北東約330km

ヒマラヤ山脈の珍しい高山生態系がみられる秘境です。ナンダ・デヴィ山を中心に広大な面積を持ち、谷、盆地があり植生も高山森林、灌木苔生地帯と様々な自然景観を有する国立公園です。花の谷国立公園は、その73%が万年雪と氷に覆われ27%が森林と草原で構成される希少な景観です。自然と共に絶滅が危惧される多くの野生動物が生息する地区で有名です。現在はその自然や生態系を守るため入山は制限されています。

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19. サーンチーの仏教建造物群 Buddhist Monuments at Sanchi

サーンチーの仏教建造物群の写真

アショカ王時代からの
大仏教遺跡

遺産種別:文化遺産
登録年:1989年
所在地:インド中部マディヤ・プラデシュ州、州都ボパールの北東約40km

紀元前3世紀から後12世紀の長期間に建立された仏教遺跡で3つのストゥーパ(仏舎利塔)と祠堂、僧院などが小高い丘陵地に約50程残されています。特に第一ストゥーパは直径36.5m、高さ16.5mの最大規模で四方の塔門には、動植物、花の文様が精細な彫刻で装飾されています。このストゥーパの中核はマウリア朝のアショカ王時代(紀元前3世紀)にレンガ造りでつくられ、さらに、シュンガ朝時代に約2倍の大きさに拡張されて石造りになった事がわかっています。

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20. デリーのフマユーン廟 Humayun’s Tomb, Delhi

ムガール帝国
イスラム様式の霊廟

遺産種別:文化遺産
登録年:1993年
所在地:インド北部、首都デリー

ムガール帝国の第2代皇帝フマユーンの死後、王妃ハージ・ベグムが8年の歳月をかけて1565年に完成した壮麗なインド初の廟建築です。白大理石と赤砂岩が用いられたドームとペルシャの四分庭園形式は優美で華やかな外観となっていて、タージ・マハルの原型と言われています。この廟建築はインド初の建築様式でインドとペルシャの建築が見事に融合しています。

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21. デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群 Qutb Minar and its Monuments, Delhi

インド初のイスラム王朝建立の
モスクと尖塔

遺産種別:文化遺産
登録年:1993年
所在地:インド北部、首都デリー

13世紀初頭、イスラム教勢力が初めて建立した建造物群でその中でも尖塔は、インドで最も高い石造建造物で高さ72.5m。内部には、379段の螺旋階段があります。本来はイスラム礼拝の呼び掛けのための塔ですが、ここでは戦勝記念的意味合いが強く、壁面にはイスラム聖典のコーランの章句が刻まれています。

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22. インドの山岳鉄道群 Mountain Railways of India(2005年登録名称変更)

標高2000mを走る
蒸気機関車

遺産種別:文化遺産
登録年:1999、2005年
所在地:ダージリン・ヒマラヤ鉄道はインド北東部、西ベンガル州
ニルギリ山岳鉄道はインド南部タミル・ナードゥ州

ダージリン・ヒマラヤ鉄道は、インド北東部のニュージャルパイグリから標高2100メートルのダージリンを結ぶ山岳鉄道です。時速11kmで、全長88kmをトンネルなしで約8時間かけて走る蒸気機関車の鉄道です。その風景は絶景で、鉄道ファンにはとても人気のある山岳鉄道です。又、終点のウーティは、高原保養地で、インド3大紅茶のニルギリティーの産地でもあります。

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23. ブッダガヤの大菩提寺 Mahabodhi Temple Complex at Bodh Gaya

釈迦が悟りを開いた菩提樹の
傍らに創建された寺院

遺産種別:文化遺産
登録年:2002年
所在地:インド東部ビハール州、コルカタの北東約420km

釈迦が悟りの完成を達成した仏教の最も重要な聖地です。その菩提樹と台座の傍らに、グプタ時代に造られたレンガ造りのマハーボーディー寺院があります。仏教の衰退と共に廃墟と化しましたが、19世紀に大改造され現在に残ります。現在も多くの観光客が訪れる最も有名な仏教遺跡です。

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24. ビンベットカのロック・シェルター群 Rock Shelters of Bhimbetka

古代の生活を描いた
洞窟岩絵

遺産種別:文化遺産
登録年:2003年
所在地:インド中部マディヤ・プラデシュ州、州都ボパールの南約40km

古代から中世まで続く岩窟住居跡です。約600の洞窟があり、そのうち約400の洞窟には色鮮やかな壁画が残されています。様々な年代にわたって、一つの壁に描かれている壁画で主に日常生活や大型動物が中心です。1957年に発見されましたが、岩絵の正確な編年については現在も研究されています。

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25. チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(旧名ヴィクトリア・ターミナス) Chhatrapati Shivaji Terminus (formerly Victoria Terminus)

ムンバイのシンボル的駅舎

遺産種別:文化遺産
登録年:2004年
所在地:インド中西部マハラシュトラ州ムンバイ

インド最大の商業都市ムンバイのシンボル。壮麗な鉄道駅です。ヴィクトリア・ゴジック様式とインドの伝統建築を融合させた駅舎で、1887年のイギリス植民地時代にイギリス人建築家F.W.スティーブンスの設計によって建てられました。中央の塔は、ドームになっており頂上には、聖火と車輪を持つ巨大な女神像の彫刻が施されています。

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26. チャンパネール‐パーヴァガドゥ遺跡公園 Champaner-Pavagadh Archaeological Park

各世代の遺跡が残る公園

遺産種別:文化遺産
登録年:2004年
所在地:インド西部クジャラート州パンチマハール地方、ムンバイの北約420km

先史時代の遺跡から初期ヒンドゥー文化の要塞、15世紀の都市遺跡など様々な時代の遺跡が点在しています。なかでも、16世紀前半に建てられたジャミ・マスジットは美しく精巧な彫刻が有名で後のインドのモスクの原型といわれています。初期ヒンドゥー文化からイスラム文化、ムガール帝国時代のインド文化の都市遺跡などを同時に見る事ができる貴重な公園です。

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27. レッド・フォート Red Fort Complex

ムガール帝国の象徴である
赤い砦

遺産種別:文化遺産
登録年:2007年
所在地:インド北部、首都デリー

17世紀、ムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンによって建てられた壮大な建築物です。赤い砂岩で造られた城壁や城門から名づけられました。

隣接するサリームガル・フォートと共に登録され、ムガール帝国全盛期の建築で、特に宮殿はコーランの楽園を模してつくられ、貴賓謁見の間には「地上の楽園があるならば、ここである。」という言葉が刻まれています。

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